ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)でブレーブスを3勝1敗で下したドジャースは、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でミルウォーキー・ブルワーズと対戦する。ブルワーズはレギュラーシーズンをナ・リーグ最高の103勝59敗で終え、地区シリーズではパドレスを3勝1敗で破った。100勝62敗のドジャースにとって、ワールドシリーズ3連覇への最大の関門となる相手だ。シリーズは4戦先勝方式で、勝率で上回るブルワーズが本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドで第1戦・第2戦を戦う。
📅 NLCS日程(4戦先勝)
| 試合 | 現地日付 | 日本時間(予定) | 開催地 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月11日 | 10月12日(日)午前9時 | ミルウォーキー |
| 第2戦 | 10月12日 | 10月13日(月)午前6時 | ミルウォーキー |
| 第3戦 | 10月14日 | 10月15日(水)午前9時 | ロサンゼルス |
| 第4戦 | 10月15日 | 10月16日(木)午前10時 | ロサンゼルス |
| 第5戦※ | 10月16日 | 10月17日(金)午前10時 | ロサンゼルス |
| 第6戦※ | 10月18日 | 10月19日(日)午前9時 | ミルウォーキー |
| 第7戦※ | 10月19日 | 10月20日(月)午前9時 | ミルウォーキー |
※第5戦以降は必要な場合のみ。開始時刻はMLB発表の予定で、変更される場合があります。
⚔️ 今季の対戦成績:ドジャースの3勝4敗
レギュラーシーズンの直接対決は3勝4敗と、ドジャースがわずかに負け越した。5月の敵地3連戦は2勝1敗と勝ち越したものの、8月の本拠地4連戦では1勝3敗と苦しんだ。7試合の得点はドジャース27点、ブルワーズ25点とほぼ互角で、接戦が多かった。
| 日付 | 球場 | 結果 | ドジャース先発 | レポート |
|---|---|---|---|---|
| 5月22日 | ビジター | ● 1-5 | Wrobleski | 詳細 |
| 5月23日 | ビジター | ○ 11-3 | 佐々木朗希 | 詳細 |
| 5月24日 | ビジター | ○ 5-1 | 山本由伸 | 詳細 |
| 8月13日 | ホーム | ● 4-5 | 佐々木朗希 | 詳細 |
| 8月14日 | ホーム | ○ 3-1 | 山本由伸 | 詳細 |
| 8月15日 | ホーム | ● 1-4 | Wrobleski | 詳細 |
| 8月16日 | ホーム | ● 2-6 | Skubal | 詳細 |
勝った3試合のうち2試合は山本由伸の先発で、5月24日は7回1失点、8月14日は6回1失点・9奪三振と、ブルワーズ打線をいずれも1点に抑えている。一方、8月15日にはブルワーズのエースJacob Misiorowski(ジェイコブ・ミジオロウスキー)に6回1失点に封じられた。
📊 チーム成績の比較(レギュラーシーズン)
| 項目 | ドジャース | ブルワーズ |
|---|---|---|
| 勝敗 | 100勝62敗 | 103勝59敗 |
| 得点 | 801 | 832 |
| 失点 | 600 | 618 |
| チーム打率 | .257 | .258 |
| 本塁打 | 204 | 154 |
| 盗塁 | 72 | 162 |
| チーム防御率 | 3.55 | 3.51 |
| セーブ | 46 | 55 |
数字からは、両チームの対照的なスタイルが見えてくる。ドジャースはリーグ屈指の204本塁打を誇る長打力のチーム。一方のブルワーズは本塁打が154本と少ないものの、ドジャースの2倍以上となる162盗塁を記録し、足を絡めた攻撃で得点を積み重ねてきた。投手陣の数字はほぼ互角で、失点はドジャースのほうが少ない。
🍺 ブルワーズの注目選手
- Jacob Misiorowski(ジェイコブ・ミジオロウスキー):24歳の右腕エース。30試合に先発して16勝5敗、防御率1.80、252奪三振、WHIP0.80と圧倒的な成績を残し、オールスターにも選ばれた。シリーズの行方を左右する最大の難敵だ。
- Jackson Chourio(ジャクソン・チョウリオ):22歳の外野手。チーム最高の打率.291に25本塁打、23盗塁を記録した攻守の中心。
- Brice Turang(ブライス・トゥラング):二塁手。チーム最多の100打点に21本塁打・19盗塁と、勝負強さと機動力を兼ね備える。
- William Contreras(ウィリアム・コントレラス):オールスター捕手。打率.270、94打点。
- Trevor Megill(トレバー・メギル):守護神。30セーブ、防御率2.63、WHIP0.89。チーム55セーブのブルペンを締める。
🔑 ドジャースのカギ
1. 山本由伸の2度の先発:今季ブルワーズ戦2試合で計13回2失点と好相性。NLDS第3戦でも7回1失点・10奪三振と状態は万全だ。7戦制のシリーズで2度先発できれば、大きなアドバンテージになる。
2. 機動力を封じる守り:ブルワーズの162盗塁はドジャースにとって脅威だ。Will Smith(ウィル・スミス)ら捕手陣と投手陣が走者をどこまで抑えられるかが、ロースコアの接戦で勝敗を分けそうだ。
3. 長打力の発揮:NLDSではMax Muncy(マックス・マンシー)がポストシーズン3本塁打、Freddie Freeman(フレディ・フリーマン)が2本塁打を放った。第4戦で勝負を決めたAndy Pages(アンディ・パヘス)の復調も心強い。一方で、大谷翔平はNLDSで本塁打がなく、四球で出塁して足でかき回す場面が目立った。主砲の一発が出れば、流れは一気にドジャースに傾く。
4. 終盤のリリーフ:NLDS第4戦ではリリーフ陣が4.1回を無失点でつなぎ、Tanner Scott(タナー・スコット)、Edwin Díaz(エドウィン・ディアス)がともに3者凡退で締めた。第1戦で崩れたスコットが立ち直ったことは好材料だ。
🔮 展望
勝率ではブルワーズが上回り、本拠地開催の有利もある。直接対決でも負け越しており、ドジャースにとっては厳しいシリーズになりそうだ。それでも得失点差はほぼ互角で、山本由伸を軸とした先発陣とポストシーズンの経験値ではドジャースに分がある。敵地での第1戦・第2戦で1勝以上を挙げられるかが、シリーズの最初の分岐点になる。
シーズン全体の対戦成績はドジャース 対戦チーム別成績、NHKの中継予定はNHK MLB・野球 放送予定で確認できる。
※成績はMLB Stats API(2026年レギュラーシーズン終了時点、NLDSは10月7日終了時点)。

コメント